大阪府高槻市での夫婦関係修復・円満カウンセリングで、離婚危機、妻の・夫の浮気(不倫)問題、セックスレスから再構築のサポートを提供する木下雅子行政書士事務所

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2016-11-25 16:40

「不倫をしない」という契約書面は、効果がある?!


「結婚は、契約だ」という考え方があります。

もちろん、広い意味での契約でしょう。

でも、それで割り切れる?!



「結婚の際、
不倫した場合の慰謝料を、書面化して決めておく。
離婚届を書いておき、いつでも出せるよう手元に置いておく。」

とある弁護士先生の ご意見です。

確かに、ある程度は抑止力となって
不倫に走る願望?は、抑えられるのかもしれません。

法律の条文に則った考え方だと思います。

でも、何か寂しくないですか?

不倫をされる前提?

結婚の目的は、何なのでしょう。

「二人で幸せになる!」ことではなかったでしょうか?

不倫をされない = 幸せな結婚生活、ではないと思います。

「不倫をしたら、慰謝料を○○円 払ってもらうよ!
離婚届は、いつでも出せるよう準備してあるんだからね!!」という
無言のプレッシャーをかけておかなければ
配偶者を信用できないとしたら寂しいことでは?

「いつでも出せるよう整えられた離婚届が
家の中にあるだけで、
無意識のうちに『離婚』に向けた考え方を
してしまうのではないか」というのは心配しすぎ?

人間は、常日頃考えていることが実現していくと言います。

私たちが考え、行動することは
「不倫をされないように、配偶者を見張る」ことではなく、
「自分と配偶者を信じる」ことだと思います。