高槻市で夫婦円満カウンセリングの心得をもつ木下雅子行政書士事務所

5つの特徴 「修復」に特化したカウンセリング 自分自身の心の変化から本当に求めている未来へ向かうサポート 行政書士と心理カウンセラー、法と心からのアプローチ オーダーメイドカウンセリング 目的を明確にしたコース設定と料金プラン
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 香織さん(仮名・30歳代)は、夫の浮気に悩んで来所された。
 仕事に全てを懸けて打ち込んでいる夫は、会社の部下の女性(20歳代)と深い関係になって2年になるらしい。
 香織さんは1歳と0歳の年子を抱えて、途方に暮れていた。
上の子を妊娠した時から、夫の浮気が始まっていたのだ。
 夫はかなりの高収入で、生活費も十分な額を家計に入れてくれる。
たまの休日には家族で出かけたりもする。
しかしその裏の顔で「妻である私に秘密を作ってコソコソ浮気をしていたのが許せない!」と怒り心頭であった。

香織さん関係図
香織さん
 夫の浮気に悩む妻の、典型的なケースである。
当事務所には、同じような悩みをもった多くの女性が来所される。
もちろん、夫の浮気が許せないのは、妻として当然のことである。
とはいえ、大抵の場合浮気をしている夫ではなく、浮気をされる側である妻の心の奥底にも何かがあるのだ。
この部分にメスを入れない限り、浮気をしている夫を糾弾して空中分解(つまり離婚)という結論に向かっていく。

 このような場合当職はまず「あなたは、どうしたいのですか?」「どうありたいのですか?」と聞く。
将来的に夫婦関係を修復し、子どもと共に円満な家庭を築きたいのか。
それとも離婚して、新たに人生をやり直したいのか。
 香織さんの場合「子どもも小さいし、私だけでは経済的にも不安だし、修復できるものならば修復したい」と言いながらも「夫の浮気は絶対に許せないし、養育費をもらえるのなら別れてもいい」と、両極端な本音を何度も繰り返した。

 当職は、その時々の香織さんの心情に根気強く寄り添った
 夫は「悪いのは自分だし、子どもへの責任もあるから、自分から離婚をするつもりはない。
最悪の場合でも仮面夫婦でいればいい」という意見であった。
 実は、このようなケースは、最も修復させやすい。
なぜなら、当職が直接アプローチできる香織さんが考え方と行動を変えればいいだけだからである(それがなかなか大変ではあるのだが)。

 当職は多くの面接の経験から、ご主人に浮気をされてしまう奥さんには、ある二つの共通点があることを発見した。
 一つは、奥さんがご主人よりお子さんを大事にしていること。
もう一つは、奥さんのご主人に対して「私の気持ちをわかって!」という気持ちが強すぎること。
 香織さんも、この両方にしっかり当てはまっていたのだ。

 二人の幼子を抱えて大変なのは、当職も子育て経験がある母として理解できる。
だがそれ以上に、仕事で疲れて帰ってきた夫に「仕事が大変なのはわかるけど、私はあなたの子どもを育てているのだから、ちょっとは私のことを手伝ってよね!」と感情的に気持ちをぶつけていては、夫も家以外のトコロに安らぎを求めてしまうかもしれない(もちろん、だからといって浮気をしてもいいという理由にはならないが)。

 香織さんは、夫への愚痴や不満、自分がどんなに辛い思いをしてきたか、どんな気持ちで二人の子を育ててきたか、毎回涙ながらに繰り返し語った。
 当職は、その気持ちを全て受容した。
その上で、考え方と行動を変えるよう助言してきた。

  1. 家庭では、特にご主人には、笑顔を惜しみなく贈ること。
  2. 生活費を入れてくれるご主人に感謝し「ありがとう」と言葉で伝えること。
  3. 夕食時には明るい話題を提供し、ご主人にとって居心地のいい家庭にすること。
  4. 寝室は、夫婦同室。断乳したら子どもは子ども部屋で就寝させ、夫婦の寝室と切り離すこと。
  5. ご主人を変えさせようとするのではなく、まず自分の考え方と行動を変えること。
  6. 夫婦は、お互いがお互いを映す鏡である。あなたの心の状態が家庭の状態をそのまま映し、お子さんにも影響を与えることを肝に銘じること。
  7. すべては、自分が源である。ご主人のせいにするのではなく、自分に何ができるのかを考え、依存せず自立すること。
 香織さんには月3~4回、ご来所いただいた。
当事務所は、お子さん連れの来所は、基本的にご遠慮いただいている。
お子さんにとっては『母親が父親の悪口を他人に言っている』という状態を目の前で見ることになるからだ。
しかし香織さんの場合は、お子さんがとても大人しい子であったこと、お子さんのお昼寝の時間に合わせて来ていただくことで、ご相談をお受けしてきた。
ある意味、毎回綱渡り状態での面接であった。

 香織さんは、毎回予約した時間に来所し、熱心にカウンセリングを受けられた。
小さなお子さんを二人連れての来所は並大抵ではなかっただろう。
真冬には、香織さんとお子さんが交互にインフルエンザにかかり、全く来所できない時期があった。
そんな時は、電話で連絡を取っていた。
お子さんが急病の時は予約当日にキャンセルされることもあったが、必ず「次回はいつ行けばいいですか」と次回の予約をされた。
このような場合「子どもの病気が治ったらご連絡します」と言いながら、二度と連絡が取れない状態になってしまう人も少なくないのに。

香織さんは、当職に対し、礼儀を尽くされた。
予約した時間に来所される。たとえ5分でも遅れそうなときは電話連絡が入る。
毎回カウンセリング終了時にはお礼を言ってくださる。

このような方が、夫婦関係を修復できないわけがない。
当職は毎回のカウンセリング終了時に「香織さんなら、必ず修復できます!」と言い続けてきた。


 ところが、頭では「離婚するより、修復したほうがいい」とわかっていても、感情がついていかないと言われる。
このままだと夫は、浮気をしたことさえ忘れるのだろう。妻の私がこんなに辛い思いをしているというのに、それに気づかず普通に暮らしていくのだろう。それが悔しい
「自分が浮気をしたことを、妻は耐えてくれている」という思いを持ち続けて、夫は生きていくべきだ!



 同じ女性として、気持ちはとても理解できる。
 しかし、女性は過去にあった細かい出来事を昨日のことのように覚えているが、男性はすっかり忘れてしまうことが多い。いつまでも過去にあったことを引きずっていては、新しい未来を築くことができないのだ。
 どんなに悔しくて胸が張り裂けそうだとしても、過去に戻って、浮気をなかったことにできるわけではない。


当職は香織さんに、その割り切れない思いを、当事務所に来た時だけ思いっきり吐き出すよう勧めた。泣いてもいい、怒ってもいい、叫んでもいい。とにかく、胸につかえた感情を、当職に向かってぶちまけてもらい続けた。
 話は、過去にさかのぼり、結婚前の男性とのおつきあい、学生時代や幼少期の話、親兄弟とのかかわり方や自身のコンプレックスに至るまで表出された。


その過程で、常に確かめていたのは「目的」
「夫との関係を修復する」という前提で、当職を信じて自身のすべてをさらけ出してもらったのだ。


香織さんが本当に求めていたのは「ありのままの自分を認めてくれる人」の存在であった。本来なら、夫に認めてもらいたかっただろう。当職は、その代理を務めたに過ぎない。


そしてついに、修復できる時期が突然訪れた。
心の中の不満を出し尽くしたのだろう。
香織さんは、夫のいいところを見つめることができるようになった。
夫には、惜しみない笑顔と感謝の気持ちを贈り、夫からも感謝の言葉が聞けるようになったらしい。


面接の最終日。
香織さんは、とても穏やかであった。これからご主人を愛し、お子さん達を守っていくという、良妻賢母の表情が美しかった。
香織さんとの面接回数は、23回。
彼女と初めて出会った時から11ヶ月が過ぎていた。


長い結婚生活、いい時ばかりではない。
人生の試練が訪れた際、賢く対処していくために本当に必要なことは、知識やテクニックではないのだ。

人間は、逆境で成長する。
常に、自分が成長していくこと。これに尽きるのかもしれない。
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