大阪府高槻市での夫婦関係修復・円満カウンセリングで、離婚危機、妻の・夫の浮気(不倫)問題、セックスレスから再構築のサポートを提供する木下雅子行政書士事務所

5つの特徴 「修復」に特化したカウンセリング 自分自身の心の変化から本当に求めている未来へ向かうサポート 行政書士と心理カウンセラー、法と心からのアプローチ オーダーメイドカウンセリング 目的を明確にしたコース設定と料金プラン
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離婚と子どもの問題

「離婚と子どもの問題」について当事務所より

当事務所より
 両親が離婚した場合、未成年の子どもは、その運命を親にゆだねるしかなく、否が応でも片親と別れなければなりません。
極端な言い方ですが、両親の離婚理由は、子どもにとって、あまり関係ない場合もあります。
 離婚原因が「夫の浮気」だった場合、妻にとっては許せないことでしょうが、子どもにとっては、いい父親だったというケースもあるからです。

 子どもは、両親の愛の結晶です。父親にとっても母親にとっても子どもが大切なように、子どもは、お父さんとお母さんの両方が好きなのです。親の都合で、子どもから父親(あるいは母親)を奪うことは、出来る限り避けた方がいいでしょう。

 両親の離婚は、子どもが小さければ小さいほど、その人格形成に影響を与えます。そして、子どもは、親が考える以上に、親の心を読むものです。
 経済的に苦しければ、「親に無理を言ってはいけない」。別れた父親(あるいは母親)に会いたいと思っても「そう言ったら、お母さん(あるいはお父さん)は、嫌だと思うだろう」と考え、我慢し、その思いを胸にしまい込みます。

 両親が不和な家庭では、子どもが学校でいじめに遭う(加害者・被害者のどちらにもなりうる)、不登校、情緒不安定といった問題が起きやすくなります。そうなると親は、学校に抗議等の行動に出ますが、その根本には両親(夫婦)の問題があるといっても過言ではありません。

 親は子どものために離婚してはいけません、と言っているのではありません。毎日のように両親がケンカしている姿を子どもに見せ続けるくらいなら、きっぱり離婚した方がいいという考え方も、決して否定しません。が、昔から「子はかすがい」というではありませんか。

 子どもがいる方は、子どもがいない方より、離婚を踏みとどまれる可能性が高いと思われます。

「離婚しようと思うけど、子どものことを考えると、二の足を踏んでしまう」、
「子どものために、どうすることが一番いいのか、第三者の意見を聞きたい」という方。当職に、その思いを打ち明けてみませんか?

離婚と子どもの問題の実例

実例
 美千代さん(仮名)は、30歳代の専業主婦。夫と小学生低学年の年子の子ども二人との4人家族。
 とにかく、話しを聞いてほしいとのことで来所された。

 夫とは、性生活がうまくいっていないと言う。しかし、そう思っているのは美千代さんだけで、夫はうまくいっているつもりらしい。
 夫は気分屋で、週3回求めるときもあれば、月1度のお誘いすらない場合もある。とにかく自分勝手で、射精するために女体を利用している。さっさと終わっ て、シャワーを浴びに行くらしい。彼女はその間に、ひとりエッチをして気をまぎらしている。オルガスムスに達したことはないし、夫とのセックスが気持ちい いと思ったこともないと言う。
 美千代さんは満たされなさを埋めたいのか、同窓会で再会した独身の元カレと、その後も会っているそうだ。
 夫は勤勉で、生活費はきちんと入れてくれている。尊敬できる部分もある。
 また、子どもたちにとっては、いいお父さんだから、家庭を壊したくはない。しかし、このままだと自分の女の部分に負けそうである。
 この気持ちを誰かに聞いてほしくて連絡した、と涙を流された。

 美千代さんには、3ヶ月(13回/週)に渡って面接し、思いを吐き出してもらった。それまで誰にも言えなかったのだろう。毎回、涙々の叫びであった。 「子どもがいなかったら、とっくに離婚しています。でも、離婚して子どもを引き取ったとしても、私だけでは子どもを育てられません。だからと言って、子ど ものために自分だけが我慢し続けることも辛いのです」と。
 当職も、法律に携わる者としては「浮気は、不法行為ですよ」と言わなくてはならないのだろう。しかし、美千代さんには気の毒すぎて、とても言えなかった。同じ女性として、母としてカウンセラーとしての私は、彼女の気持ちがわかりすぎるくらいわかるからである。

 美千代さんは「また、背負いきれないほど辛い気持ちになったら、話しに来ていいですか」と言って、当職の元を離れた。
 美千代さんからは、今でも時々連絡があり、単発でカウンセリングを行っている。話してすっきりするのか、ホッとした表情になる。
 子どもたちが独立するまでは離婚しないで頑張りたい、と言う美千代さんの「心」を、これからも支え続けていこうと思う。