大阪府高槻市での夫婦関係修復・円満カウンセリングで、離婚危機、妻の・夫の浮気(不倫)問題、セックスレスから再構築のサポートを提供する木下雅子行政書士事務所

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配偶者の良いトコロを見つけられる?!

カテゴリ : 時事 (48)
厚生労働省の調査(2011年)によると
母子家庭は推計約124万世帯。

母子家庭になった理由は、8割が離婚。
母の平均年収は、223万円
(ちなみに父子家庭の父の平均年収は380万円)。

日本の子どもの貧困率は16,3パーセント。
一人親など大人が1人の家庭に限ると5割以上、
子どもの6人に1人が貧困であるということです。



私たちは親になった以上、
我が子にはできる限りのことをしてあげたいと思います。

が、現実は厳しい?!

確かに1人親では、自分だけで、
父親と母親の両方役目を果たさなくてはいけない。

当然、精神的にも肉体的にも追い込まれていきます。

だから私は、安易な離婚を できるかぎり止めたい!

そりゃあ、配偶者に不満はあるでしょう。

だけど、配偶者にだって
あなたに不満はあるはずです。

配偶者への不満ではなく、
配偶者の良いトコロに目を向けてください!

配偶者は、
あなたに足りない部分を補ってくれる同士なのです。


「日本国民総中流」と言われた時代は過ぎ去りました。

今の日本社会は「1億総活躍時代」を目指しつつも、
「二極化」が進んでいるのが現実です。

そして「貧困」は、
次世代にまで受け継がれてしまいやすいのです。

でも、決して抜け出せないわけではありません。

人間の未来は、
自分で決められないことと、
自分で選ぶことができる部分があります。

この自分で選ぶことができる部分に焦点を当て、
自分の思考と行為をコントロールすることによって、
人は、いつからでもどこからでも良くなることができます!

私にできることは、
配偶者に感謝できるようなご夫婦を増やすこと!

あなたは、あなたの考えるような人生を歩むことになります。

あなたは必ず、幸せになることができるのです!
2015-12-21 15:00:00

女性の「再婚禁止期間」について思うこと

カテゴリ : 時事 (48)
12月16日判決の
「女性の再婚禁止期間」について
「6ヶ月は違憲」「100日に短縮」「即日実施」
となりました。



明治時代から続く民法772条の規定ですが、
今の時代に沿っていないのは、明らかです!

離婚が成立するその日まで
夫婦仲はラブラブであることなど、
実際には考えられません。

夫が離婚に応じず、離婚成立が遅れた場合、
再婚禁止規定があるがため出生届けが出せないのは、
罪もない子を無戸籍状態にすることになります。

本来、日数どうこうではなく
科学的に父親である人が「子の父親」と
認められなくてはならないはずです。


子どもは、その夫婦のもとに
選ばれて生まれてくると言います。

「生まれてくる子は、親を選ぶことはできない」
と言いますが、
何かしらのご縁があって、
夫婦となり、親子となったのです。

それぞれに、
生まれながらに持っている運命はあるでしょうが、
「私の子に、生まれてきてくれて ありがとう!」と
胸を張って我が子に言える生き方をしたいものですね。
2015-12-19 20:48:53

夫婦同姓規定 合憲

カテゴリ : 時事 (48)
「夫婦は同姓」「女性は離婚して6ヶ月間は再婚禁止」とする
民法の規定は、憲法に違反しないか。

16日、最高裁の判決が下されましたね。

夫婦同姓については「合憲」。
再婚禁止規定については100日を超える期間の部分を
「違憲」としました。



民法750条は
「夫婦は(中略)夫又は妻の氏を称する」とあります。
つまり、どちらの氏を選んでもいいわけです。

が、実際は厚生労働省の調査によると
昨年結婚した夫婦の96パーセントが夫の姓を選んでいます。

私は法律に携わる者として
法律によって、
つらい思いをする人が出ないような社会にしたいとは思います。

そもそも、法律に携わる者だからこそ
すべての人にとって都合のいい法律があるのだろうかという
素朴な疑問もあります。

私自身は結婚によって夫の姓を名乗り、
今後夫とともに新しい家庭を築くことに対して、
むしろ憧れを感じていました。

芸能人の芸名のように、
戸籍上は改姓し
通称名として旧姓を使い続けることに関して、
うまく使い分けることができないのかなと考えてしまうのは、
当事者の方の気持ちがわからないことになるのでしょうか?

日常、具体的にどんな場面で困ることがあるのか、
この問題について見守っていきたいと思います。

「女性の再婚禁止期間」については、次回のブログで!

2015-12-17 19:00:00

安易に選んだ結果が、貧困への道?!

カテゴリ : 時事 (48)
今朝、テレビで
「新報道2001」1億総活躍へ緊急対策 を見ました。

世の中、一人親世帯が増えていますが、
一人親家庭の貧困率は54パーセント。
そのうち85パーセントがシングルマザーの家庭です。

残念ながら、母子家庭の貧困率は高いんですね。

これは、まぎれもない事実です。

日本の社会は、男性が主たる稼ぎ手であって、
女性はパートやアルバイトなどで
家計の補完的役割とされてきたのです。

なので、主たる稼ぎ手である男性のいない家庭、
つまり母子家庭でも、
収入が上がるわけではありません。

主たる稼ぎ手が男性の家庭の年収は、658万円。
しかし、母子家庭の年収は291万円にとどまっています。

恐ろしいことに、貧困は
次世代へと受け継がれてしまうことが多いのです。

誰しも、好きでそうなったわけではありませんし、
原因は様々でしょう。

しかし、私が最も危惧している「安易な離婚」が少なくないのではと
思えてならないのです。

どうか、一時の感情で「離婚の道」を選ばないでください!

お子さんがいたら、尚のこと!!

あなたは、何を求めていますか?
あなたが最も大切にしているものは何ですか?

幸せになることですよね。
家族が最も大切ですよね。

それを気づかせてくれる相談相手を選んでくださいね。
2015-11-29 19:23:29

「夫婦同姓」「女性の再婚禁止期間」初の憲法判断へ

カテゴリ : 時事 (48)
「夫婦は同じ姓」と定める民法750条の規定は、憲法違反か?

また、女性にだけ
再婚禁止期間を課す規定が違憲かを争う訴訟と合わせ、
年内に初の憲法判断が示される見通しです。

民法733条は、
「女は、前婚の解消または取り消しの日から
6か月を経過した後でなければ、
再婚をすることができない」とあります。

妊娠した場合、
父親が誰かわからなくなることを危惧しての条文ですが、
「今の時代に合わない」と
誰もが感じていることでしょう。

そもそも、
離婚するその日までラブラブで、
夫婦間の交渉があるなんて、
普通は考えられません。

また、科学的なDNA判定で、
親子かどうかなんて簡単に見分けられますよね。

法律の条文が足かせになって、
妊娠している女性だけでなく
何の罪もない生まれてくる子が苦しまなくてはいけない状態は、
何としても避けなくてはいけません。


条文上において、という理屈も大切でしょうが、
それに振り回されて国民が幸せになれないのは本末転倒です。

女性が安心して、愛する人の子を産み、
信頼しあった両親のもとで子が育つという
ささやかな願いが実現できる社会であってほしいものです。


「姓」に関して、全くの私見ですが、
私は結婚するとき、
新しい家庭を築くために姓が変わることが
単純に嬉しかったし、
今では旧姓より
「木下姓」を名乗っている期間が長くなりましたので、
旧姓に未練はないですね。

でも、「生まれた際の姓を、生涯名乗り続けたい」という
気持ちも、わからなくはありません。

なので、夫婦別姓を望む夫婦がいれば、
その希望に応える道を開くべきだと思います。


どちらにしても、なぜこのような条文があるのか、
なぜ明治時代に作られた規定を未だに守り続けるのか
国民にわかるようにしてもらいたいものですね。
2015-11-05 09:38:22

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