連日、悲惨なニュースが報道されます。
昨年2月、多摩川河川敷で
中学1年生の男子生徒が殺害された事件の初公判。
私は、報道されている範囲のことしか
承知していませんが、
息子を持つ母として、胸が痛むばかりです。
人はこのような時、
被害者となった時のことを考えると思いますが、
加害者となることも十分考えられるのです。
被告となった少年たちは
「雰囲気に流され、(暴力を)やめることができなかった」と言います。
暴力以外のトラブル解決の方法を知らず、
思いとどまることができなかったのです。
後から「大変なことをしてしまった」と悔やんでも、
失われた命を取り戻すことはできません。
逆に、命さえ失わなかったら、
どんなことでも、やり直すことはできるのです。
被告の少年は、
家庭で親から暴力を振るわれていたと言います。
たとえ、予期せぬ偶然が重なり
瞬間的に感情が高ぶったとしても、
被告らは、自分で自分の行動を選んだのです。
このような事件を目にする度、
暴力やいじめをこの世から撲滅すべきだという気持ちが
わきあがります。
私たち一人一人が「愛」を感じ、
人に愛を贈ることができる世にするため
微力ながら、身近なところから「愛」を伝えていきます。