「この場合、法律でどうなっていますか?」と
聞かれることが時々あります。

法律どうこう以前に、
「それは、話し合いで」と
思うことが少なくありません。
当事者は、「法律」という伝家の宝刀を出してでも、
物事を一気に解決させたいでしょう。
が、そんな一方だけに都合のいい法律の条文など
あるわけないのです。
仮に、それらしい条文を当てはめたところで、
理屈通り当事者が動くかどうかは、別問題です。
他人を、自分の思い通りに動かせようとすると、
必ず無理が生じて、
散々な結果になってしまうのは目に見えています。
当たり前の話しですが、
他人との意見の相違は、
「誠意をもって、粘り強く対応する。」
これに尽きます。
誠実に優る技術はないのです!
(言うのは簡単だけど、
自分のこととなると、冷静さを失ってしまう、かも?)